基礎練は大事とよく言われるし、確かに自分でもこれまでの経験から大事だとわかっている。
でも、いざやろうかと思った瞬間
・本当にこんな地味な事で上手くなるのかよ…
・もっとたくさん振りの練習をした方が踊りが上手くなる気が…
・とりあえずスマホチェックしてからにしよう…
という感情に襲われる。
第14話では、なぜ基礎練のやる気が起きないのか3つの理由で解説し、
それを乗り越える方法を紹介。
基礎練継続が難しい理由と、継続するためのテクニック
基礎練を継続するのが難しい理由は以下の3つ
- やる意味がよくわからない
- 練習自体が退屈
- すぐには効果を実感できない
3つそれぞれの理由に対して、それぞれどうすれば継続できるのか解説
理由①やる意味がよくわからない
かっこよく踊りたいと思ってダンスを始めているので、まさかこんな地味な基礎練が踊りに役立つとは思えない(初心者ほど)。
そしてしばらく闇雲に練習し続け成長が止まると、やっと「結局基礎練が一番上手くなるかも…」と気付く。
基礎をやる意味に気付くには、
基礎をやらないと踊りが上手くならないんだ、と経験すること、
もしくは
基礎をやったら踊りが上手くなったぞ、と気づくことが大事。
理由②練習自体が退屈
基礎練は地味なので、つまらない。
単調な動きを繰り返して、どんな踊りの中でもベースとなる基礎が崩れないように身体に染み込ませる。
退屈さを乗り越えるコツは1mm単位で身体の感覚に集中する事。
目を閉じて「少しずれているな」とか、「音より速く動いてしまった」と気づけるようになると、意外と夢中になれる。
理由③すぐには効果を実感できない
基礎が1つ出来るようになっても、目に見えてすぐ踊りが良くなるわけでは無い。
表面上の見た目よりも「昨日より少しだけ〜が動かせるようになった」という繊細な感覚の成長を楽しむのがコツ。
基礎が1つずつ出来るようになる事に夢中になっているといつの間にか基礎同士が繋がって踊りが上手くなる。
1年後の自分は「地道に基礎を固めた過去の自分、ナイス…!」と必ず思うことになる。
高速で効率よく上達、なんてのは最初から諦める。裏技みたいなものは無い。
まとめ
大事な基礎を取り組むときにハードルとなる、
・やる意味がわからない
・退屈
・上達を実感しずらい
という3つを乗り越えるには、
基礎に取り組んだら踊りが良くなった、と気づく事と、
1mm単位で身体の感覚に集中し、基礎練自体に夢中になる事
の2つが大事!
焦らず、できるようになったことを楽しみつつ継続する。
第13話 ー完ー
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