本番

【第5話】準備しすぎない。レッスン、発表会、オーディション、バトル、コンテストは1回出てから考える

万全の状態など、一生来ない

ダンス上達のためには、いくつか方法があることはわかっている。

でも、

↓こんな事を考えて、結局いまだに何も始めることができていない、ということがよくある

・レッスンに行きたいけど、ついていけなかったら嫌だ…

・発表会は他の参加者に迷惑をかけてしまうかもしれないのでもっと上手くなってから…

・コンテスト、バトル、オーディションはまだ評価してもらえるレベルに達してないのでもっと練習してから…

この他にも、

時間がない、

お金がない、

など、何かとできない理由を探してしまう…

まだ自分のダンスに自信が持てていないうちは、

すべての挑戦が不安

なので、そう思ってしまうもの。

でも、そこをなんとか「死にはしない、どうにでもなれ…!!」と飛び込めた人が必ず上手くなる

そう、万全の状態なんて一生来ない

自分が何か失敗しても人は全く気にしていない

もし仮に

・レッスンで回りについていけなくても

・本番で下手な様子を見せてしまっても

誰も気にしない

気にしすぎているのはいつも自分だけ

何かに挑戦するたびにそんなことを気にし続けていると、挑戦回数が極端に少なくなってしまう。

上手い人を見ると、その実績ばかり目に付くので

「才能が違うんだなあ…」

などと思ってしまいがちだが、みんなその結果を出すまでにたくさん挫折している。

「毎日10時間の稽古より、1回の舞台」

何か不安がある事に挑戦してみると、脳が本気でその環境に順応しようとするので、すごいスピードで成長する。

例えば、レッスン中に振り付けについていけなかった場合は

・水飲み休憩の間も一人で繰り返し練習しておけばよかった…

・あのステップの時の上半身の意識、ちゃんと先生に質問しておけばよかった…

・この動き、レッスンが終わった今ならもっと上手く踊ってアピールできるのに…

などと「レッスンを受ける姿勢」、「できなかった動き」の反省点を数年は記憶する事になる。

そういう強烈な脳みそへの刺激が、ダンスの上達には定期的に必要になる。

280年の歴史を誇るバレエ・アカデミーの伝説教師も

「毎日10時間の稽古より、1回の舞台に出ることが大切」

と言っている。

まとめ:上手くなればすべて笑い話に

たくさんの小さな挑戦を乗り越えて上手くなった先には、

その時の多少の恥など「あんな事でよく落ち込んでたなあ笑」と笑っている自分がいるはず。

そして「あれがあったからこそ上達できた」と確信している。

最後に上手くなるために多少の不安は気にせずどんどん挑戦しよう!

第5話 ー完ー

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