基礎

【第2話】基礎を1やると、できることが10増える。ダンスの基礎とはなにか

早めに基礎を習得しておくと、その後の上達速度が一気に上がることをグラフでツイート。

「改めて基礎を見直そう…」という声を多くもらった。

第2話では、

・なぜダンスで基礎が大事なのか?

・基礎ってどんなもの?

について解説!

基礎無しでは、すぐダンス成長の限界が来る

今までスポーツをやっていた経験のある人なら

「初心者が基礎力も無いのに有名選手のフォームだけ真似したがる」

というような場面を見たことがあるはず。

「いやいや、まずはちゃんと基礎からやろうよ…」

と言いたくなってしまったことがある人もいるのではないだろうか。

もちろんダンスにも、

そういった派手でかっこいい動きを真似する前に

必ず押さえておくべき基礎がある。

その土台を初めのうちに固めておかないと、

ダンスとしての成長にすぐ限界が来てしまう。

でも、かっこいい動きに憧れてダンスを始めて、それをやりたいのは当然…!

それはモチベーションの源泉でもあるので、無理やり抑えつける必要はない

※ヒントは練習の順番(後半に解説)

ダンスの基礎は大きく分けて二つ

ダンスの基礎は、超ざっくり2つに分けると、

①身体づくり

②リズムトレーニング

がある。

この2つを簡単に説明すると、

①身体づくり

は、ダンスで音楽を表現するための土台づくり。

柔軟やアイソレーション(身体の一部分だけを独立して動かす。首だけ左右に動かすなど)。これができていないと表現の幅が狭くなる。

例えば、腰を前後左右4方向に綺麗に動かせれば、動かせない人の4倍表現の幅が広がる事になる。

この考え方で、全身で音を表現できるようすべての部位をほぐしていく。

②リズムトレーニング

は、音楽に合わせて体を動かすトレーニング。

例えば、リズムに合わせて体を下に下げる(ダウン・アップ)など。

一見簡単そうだが、「歩きながらそれをする」となった瞬間難易度が上がる。

ダンスは複雑な動きを同時に行っていくため、踊りの中でもリズムが途切れないように、基本的な動作の中で徹底的にリズムキープを練習する。

①身体づくりができていないと身体の色々な箇所で音楽を表現する事ができないし、

②リズムトレーニングができていないと途中で音楽と合わず違和感が出てしまう。

つまり「音楽を体で表現する」事が前提のダンスにおいては、この二つは絶対必要な能力!

ただし、単調で地味な練習が多いので、順番を工夫するといい。

オススメの練習順番

・その日の始めに基礎練(身体づくり、リズムトレ)

・後半は楽しい練習(振り付けやフリースタイルなど)

※楽しむ練習では、それこそダンスを始めるきっかけとなった「派手でかっこいい動き」をひたすら練習するもよし

後半で楽しく練習を終えることで、

「早くまた練習したい!」

と思うことができる。

そして徐々に基礎練によって踊りやすくなるのを実感できるようになってきて、

最初の基礎練も楽しく真剣に取り組めるようになってくる。

※むしろある時点からは、「基礎練の効率が良すぎる事」に気づいて基礎練ばかりするようになる↓

基礎練の具体的な方法はレッスンに行くか、「自分のダンスジャンル+基礎」でネット検索すれば見つけられる。

基礎を「1」学ぶと、あとあと「10」の踊りを身に付けることができるので、早いうちに地道に固めておく!

第3話では、SNSの反応が気になってしまう時の意識の持ち方をご紹介。

SNSでいいねをもらってもダンスは上手くならない…!?

第2話 ー完ー

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